2024年4月14日日曜日

ラズパイPicoWをスイッチのコントローラ変換アダプタにしてみた。

 ニンテンドースイッチでプレステとかXboxのコントローラを使う変換アダプタは前に買ってみたりしていたけども、Raspberry Pi Pico Wを使って自作してしまっている人がいたので試しにやってみた。

ゲーム機それぞれにコントローラを購入しなくてもいいし、ラズパイPicoWなら秋月で1200円で購入できるのでお手軽。

PicoSwitch-WirelessGamepadAdapter

ビルド済みのバイナリも公開されているので用意するものはラズパイPicoWだけ。直接スイッチに接続したい場合はmicroUSB→USB Type Cケーブルがあるとスマートかも。

使い方は、Releaseのページから最新のPicoSwitchWGA.uf2をダウンロードしてくる。
そんでもってラズパイPicoWのBootボタンを押しながらPCに接続。
USBマスストレージデバイスとして認識されるのでその中にダウンロードしてきたuf2ファイルをコピーするだけ。

ファームが書き込まれたらスイッチに接続するだけ。コントローラとの接続にはBluepad32ライブラリを使用しているようなので対応しているコントローラリストはBluepad32のものを確認するといいかも。リストにペアリング方法も載っている。

まずはXbox One Controllerで試してみた。

Xbox One Controllerは古いバージョンの場合はBLE対応ファームにアップデートしておくといいかも。アップデートが完了したらラズパイPicoWをスイッチに繋いだ状態でコントローラの電源を入れて、ペアリングボタンを3秒長押しするだけ。すると点滅が早くなったあとに点灯に変わるのでペアリング完了。

コントローラが接続されるとPicoWのLEDも点灯する。

ちなみにPS3コントローラの場合はESP32と接続した時みたいにラズパイPicoWのMacアドレスを調べてSixaxisPairToolとかでPS3コントローラ側にMacアドレスを登録する必要があるみたい。

このコントローラ変換アダプタは複数のコントローラに対応していて、4台まで接続できるらしい。反応速度とかはわからないけどだいぶコスパ高いんじゃないかな。

PCに接続するとこんな感じでコントローラが4つつながっているように見える。

COOV N100 Plusより安いし複数コントローラ使えるしすごい。

2024年3月23日土曜日

MagSafe対応モバイルバッテリーを買ってみた。

 飛行機とか新幹線で移動するときはどうしてもiPhone 12 miniだと微妙にバッテリーが心もとないのでモバイルバッテリを持ち歩いたりしていたんだけど、もっと手軽に充電できるようにしたいということでMagSafe対応のモバイルバッテリを買ってみた。途中でバッテリ切れるとチケットとか切符、電子マネーもiPhoneなので大変だし…

PPCXM06A

公式のやつは高いのでそこそこのメーカーでそこそこの価格帯のやつを探してみたらBaseusのやつがアマゾンでセールをやっていたのでそちらにしてみた。3000円ぐらいで購入できた。

PPCXM06A
付属しているケーブルはType Cのケーブルだった。
今回は6000mAhのにしてみたので結構小型。これならiPhone 12 miniからはみ出さないかも。重さは140g。
PPCXM06A
裏面は20Wって書いてあるけど、MagSafeは7.5Wらしい。Type C接続だと20Wの充電器相当の出力が出る。
PPCXM06A
Type C接続時の対応電圧は端子のところに書いてあった。LEDは4つあってオレンジは電源インジケータ(点灯はTypeC、点滅はMagSafe)であとの3つは3段階のバッテリ残量表記っぽい。
ワイヤレス給電もType C出力もボタンを押さなくても自動で開始される。説明書には開始されない場合はボタンを押すように書いてあったけどiPhoneではどちらも自動で開始された。
何も繋いでいないときにボタンを押すとバッテリ残量が30秒間表示される。
iPhone 12 miniに装着すると薄いケースをつけた状態で横幅ぴったりだった。端子のところが少し出っ張る感じ。持った感じはいいと思う。

あとはパススルー充電に対応してるのでこのまま充電器に繋いでオッケーなのが便利。iPhoneのバッテリが100%になると自動で止まってくれてたし。充電するときにモバイルバッテリの上にiPhoneを乗っけて置けば勝手にどっちも100%になっていた。

ちなみにType C出力の方は例によって電流が流れなくなると自動で出力が止まるタイプなので超低消費電力なデバイスは30秒で勝手に電源が切れてしまう。ESP32-CAMにはちゃんと給電できたけど、Raspberry Pi Picoは消費電力が低すぎて30秒で自動で電源が切れてしまった。(スケッチによるかも?

2024年3月3日日曜日

ユピテルのレーダ探知機でFlashAirを使ってみた。

 この前購入したユピテルLS320をFlashAirでWiFi対応にしてみた。昔買ったFlashAir W-03が余っていたのでとりあえず試してみることに。購入時は16GB版を2500円ぐらいで買ったんだけど、生産終了してからだいぶ高くなっているらしい?

FlashAir W-03

しばらく放置していたのでFlashAirのアップデートからやってみた。アップデート前にとりあえずフォーマットをして全部データを消しておいた。
アップデートツールは日本語のサイトからは消えてしまったようなので、英語のサイトからダウンロードしてきた。ツール自体は日本語が使えたので指示通りに3回ぐらい安全な取り外しと抜き差しを繰り返してアップデートすることができた。
アップデート後はDCIMフォルダだけ自動で作成されていた。

そんでもってお次はレーダ探知機のSDカードからデータをコピー。LS320には8GBのmicroSDが使われていて、中身は全部で2GBぐらいのデータだった。コピーしたデータをFlashAirに書き込んだらレーダ探知機のSDカードスロットにFlashAirを差し込んで準備完了。

LS320

電源を入れてみるとちゃんと起動した。FlashAirが刺さっていると外部機器メニューのWLANのグレーアウトが外れて押せるようになる。ちなみに自動登録っていうボタンはWPSっぽい。とりあえず検索で家のWiFiに接続してみた。接続して再起動するとデフォルト設定で公開取締情報が自動でアップデートされるようになっていた。これは結構一瞬で終わるのでいいかも。

ちなみにWiFiのアクセスポイントは複数台登録できるみたい。iPhoneからのテザリングとかで3台登録してみたんだけど、最後に登録されたSSIDが一番優先度が高そうな感じがする。

家のWiFiが外まで届いてると良いんだろうけど現実的にはテザリングを使っての運用になりそうな感じ。でもテザリングをオンにした状態でエンジンをかけると自動でつながって公開取締情報をアップデートしてくれるのは便利かも。ずっとWiFiに繋がっていれば2時間おきにアップデートがないかチェックするらしい。

そういえば、レーダ探知機の固定はいつもジェルマットを使っていたんだけど、やっぱり加速時に倒れるのでなんかいいのがないかなと探していたら面ファスナーが良いという書き込みを見たので試してみることに。
オートバックスでエーモンの面ファスナー(No.7954)が110円で売っていたのでこれを半分にカットして貼り付けてみた。位置を確認したらダッシュボードにはふわふわの面を貼り付けて、台座には硬い方を貼り付けて装着。たしかに多少揺れるけどしっかりと固定できている。
とりあえずはこれで様子見をしてみよう。たしかに剥がすときは台座を両面テープでそのまま固定するよりは剥がしやすそう。

2024年3月2日土曜日

ユピテル LS320を買ってみた。

 友人にもらって使っていたGWR73sdが突然寒い日に音量ボタンを連打したような感じになったのを最後にタッチパネルが一切操作できなくなってしまって音量MAXの状態で固定された…

さすがにうるさいのと、もらってから9年も経っているので、ユピテルのLS320の中古を買ってみた。ちなみにA370とかGS303も同じ物らしい(付属品とか販売店が違う?)ので中古品探すときに紛らわしい。Z120Lはベースカラーが1色多いとかなんとか…


MSSS対応の新しい機種とかも良さそうだと思ったんだけど、レーダー探知機はとりあえずつけてるけど時計とGPSスピード計としてしか使っていないような気がしたので2022年の取り締まり情報が入ってるやつが出品されていたのでとりあえずこれでいいかなとか思ったり。前につけていたのも一切更新してなかったし…

OBD2アダプタも昔買ったOBD12-RDをそのまま使うことに。これはGWR51sdを買ったときに購入して、GWR73sdでも使っていたやつをそのまま流用。OBD12-RDとOBD12-Mの違いは本体に刺さる端子のL時の向きだけなのでそのまま刺さるっぽい。ただしOBD12-RDをLS320に接続するとケーブルが上に向いてしまうので電源スイッチが操作しにくい。さらに現行品のOBD12-MⅢになると使える機能が増えるみたいなんだけど、自分の車だとブレーキを踏むとアラームを解除する機能ぐらいしか変わらなかったのでOBD12-RDのままでいいかなとか思ったり。12年前に購入したのがそのまま使えるのはありがたい。

LS320

もはやOBD2メーターとしての使用をメインにしてもいいんじゃないかというかそうなりそう。ブースト計は純正のインフォメーションディスプレイと同じ最大1.6まであるし。

さらにこのレーダ探知機、WiFi対応SDカードを装着するとWifiに接続できる。ユピテルの無線LAN機能付SDカードはどうやら中身がTOSHIBAのFlashAirのようで、レーダ探知機に付属のSDカードの中身をFlashAirにコピーすると純正の無線LAN機能付SDカードと同じように使用できるらしい。
ちなみにユピテル純正Wifi対応SDカードのOP-WLSD16は技適番号(005-101348)がFlashAir W-04と同じなので中身はFlashAir W-04と思われる。そんでもって今はなき8GB版のユピテル OP-WLSD08は販売時期によって技適番号が違うみたいでW-02もしくはW-03の場合がある模様。

今はFlashAirも生産終了で高騰してるのでファイルコピーとかの手間を考えるとユピテルの純正品買ったほうが安いのかな。でもまぁ昔買ったW-03の16GBがあるので次回試してみようかな。

取り付けの粘着テープはとりあえずは以前使っていたセルスターのRO-105を洗ってつけてみようと思うんだけど、ユピテル純正は売り切れっぽいのでコムテックのZR-06がサイズ的にちょうど良さそう(40mmx40mm?)

LS320
以前TLで見かたんだけど、SDカード内のuser\logoフォルダの1.jpgを差し替えて、画面設定でオープニング画像を静止画に設定すると起動画面が変更できるみたい。ということでインターナビと同じ画像に設定してみた。

次回は非公式だけどFlashAir W-03を使ってWiFi対応化してみようかな。


2024年2月4日日曜日

パルワールドの鯖をLinuxで立てて落ちたら自動で再起動。

 最近友人とパルワールドをプレイしてるんだけど、Linux鯖で鯖を立てていても地味に落ちていて自分がいないときにみんながプレイできなくなるパターンがあったので自動で再起動するようにしてみた。
ダンジョンに入った瞬間に落ちたりすることが多いかも。

パルワールドの鯖の建て方は公式に載っているので割愛するけど、SteamCMDをHomeディレクトリに入れておいて、Homeディレクトリ内のpalworldディレクトリから起動するようにしている。

./steamcmd.sh +force_install_dir palworld +login anonymous +app_update 2394010 validate +quit

鯖のインストールもアップグレードもとりあえずはこの1行で行っている。

設定ファイルはこの場合で言う、palworld直下のDefaultPalWorldSettings.iniにデフォルトの設定が保存されるので、このファイルの中身をコピーして、./Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.iniの中身に貼り付けて必要な設定を変更する。とりあえずServerNameとServerPasswordだけ変更した。

そんでもってPalServer.shを起動すれば鯖が立ち上がるんだけど、4人ぐらいでプレイしていても2時間置きぐらいにセグったりして落ちているので、自分が先に寝たりすると友人が入れなかったりで(地味に夜通しでやってるやつも居るし)ということで対策してみた。

まえにどこかで見た手法何だけど、とりあえずいちばん簡単なシェルスクリプトでwhileを使って実装してみた。

#!/bin/bash
cd palworld
count=0
start_time=$(date +%s)
while :
do
  ./PalServer.sh
  echo "Server Down"
  end_time=$(date +%s)
  run_time=$(((end_time - start_time) / 60))
  count=$(expr $count + 1)
  echo $count
  echo $run_time
  sleep 10s
done

とりあえずこんな感じでhomeディレクトリにpal.shとかで保存して実行権限を与えれてScreenで実行してる。落ちた回数と稼働時間もコメントするようにしてあるけど、実際はwhileの中でPalServer.shを呼んでいるだけ。落ちると10秒待って何度でも実行される。

一応こんな感じで簡単に実装したんだけど今のところちゃんと動いてる。1日に5回ぐらい落ちてるけど…。

アップグレードが来たら自動で更新できるようにしたいなぁ