2008年2月29日金曜日

XBOX用にVGA出力ボックスを作ってみた

この前買ったXBOX 拡張AVパックですがD-Sub15端子を付けてVGA出力に対応させてみました。VGABIOSを書き込んでいることが前提です。

まず、XBOX側コネクタをはずしてみます。XBOX用VGAケーブルを作った時は端子カバーを少しカットして金属部分を取り外しましたが、今回は傷もつけずにはずしてみようと思います。
まず、端子カバーを金属部分から抜きやすくするために金属部分を持ちながらカバーをひねったりしてカバーが金属部分から外れる安いようにしておきます。(そのままやるとカバーがくっついて抜きにくい)
カバーと金属の部分の間にある穴に爪楊枝を差し込みます。金属部分の突起に当たるのでそこで外側に爪楊枝をずらすして、爪楊枝を刺したまま金属部分を抜き取ります。
でもフェライトコアが邪魔
丁寧に金属部分をはずしてケーブルを接点部分を引き抜きます。
ボンドで固定されているので丁寧にはがず。

ここまで分解できたらXBOX AV Pinoutを参考にしながら配線を変更します。今回は切り替え用とVGA用にケーブルを三本引かなければならなかったので、適当なGNDを使うことにしました。
GNDはXBOX側で全部共通なので少しぐらい減っても大丈夫でしょうから(笑)
シールドケーブルのシールドを使う場合はノイズが心配ですけどこの長さだしフェライトコアついてるので大丈夫だろうということでアナログオーディオ2ch分のGNDとSPDIFのGNDを持ってきました。
モードセレクトなんですが、上のサイトを参考にすると標準ではPAL Stereoとしてつながっていました。でもXBMCで確認するとS端子ケーブルとして認識します。ためしにNTSC Stereoに設定してみましたが、XBMCではRGB Standardとして認識されました。ちなみに付属の標準AVケーブルはRGB Standardとして認識されます。
とりあえず配線を変更して上からホットボンドで固めてカバーを元に戻します。

次はBOX内部です。S端子とVGAのRedとGreenは共通なので余計なパーツをはずさないと正常に写りません。C1~C4のコンデンサをはずしました。S端子モードでも特に変わりはないようなのでOK。Blueは新しくひいた(GNDを変更した)物に接続しました。
VGA端子は前に作ったVGAケーブルをバラしてそのままつけました。同期信号分離回路用の5VはSPDIFからいただきました。
VGAはYPbPrを使っているのでBIOSを書き換えてないと使用できません。YがGreen、PbがBlue、PrがRedになります。
ちなみにVGABIOSの場合はS端子、コンポジットやYPbPrでは緑色になってしまいます。逆に標準BIOSではVGAで緑色になってしまいます。
自分はM8PlusをVGA化したものと標準のものをMultiBIOSで切り替えて使っています。切り替えスイッチはこんな感じ。

あとはケースに穴をあける際は糸の子で一回り小さく切ってからカッターで削るといいようです。意外と簡単に削れます。
スイッチの穴はドリルで穴をあけてからやすりで広げました。スイッチの固定にはホットボンドを使用しました。
ホットボンドは思いっきり盛りましょう(笑)

これでVGAモードのときでも光端子を使用できるようになりました。これ一個あれば大抵のモニタに対応できます。
あとはD-Sub15→D端子変換orコンポーネントケーブルを作らねば。
これでVGA出力の再にも光出力が使えるようになりました。光端子でつなぐとすっきりしたように見えますが機器が増えるので周りがすごいことになってます。
これぞ真のAV拡張パックだとおもうんですけど(笑)

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