2015年10月31日土曜日

WT3020を純正ファームに戻してみた。

OpenWRTにして遊んでいたNEXX WT3020Hなんだけど、普通にモバイルルーターとして使いたい案件があったので一旦もとに戻してみることに。
純正ファームのほうが設定が詳細でないぶん、かんたんに設定できるからね…

16MB化してるとパーティションの構成が変わってしまっていそうなので、8MBのNANDに戻してみた。

バックアップしたときにそれぞれのパーティションをバックアップしていたんだけども、今回正常に起動する状態なので戻すのはファームウェアの領域であるmtd3だけで良いらしい。

幸いにもこのモデルはUSBメモリが使えるのでUSBメモリに前回バックアップしたmtd3.imgをコピーして、OpenWRT上でsshやシリアルコンソールからUSBメモリのディレクトリに移動する。

あとは
mtd -r write ./mtd3.img firmware
とコマンドを売って待つだけ。
これで純正ファームに戻ったー
バージョンはNexx 3020H V2.43 (Apr. 30, 2014 19:23:19)らしい。
新しいバージョンとかあるのかなぁ?

まぁ一応やり方覚えておかないと困りそうなのでメモでした。
もし失敗したら結局mtd0~mtd3までをひとまとめにしたやつをRaspberry PiとかUSBのライタで焼けばいいんだろうけどねぇ。

しっかしさすが中国、デフォルトが192.168.8.1か

2015年10月1日木曜日

Orange Pi PCでKodiを使ってみた

昨日届いたOrange Pi PCだけどLinuxではMaliのモジュールが不完全?というか入ってないので今のところハードウェアアクセラレーションが動かない…

ということでAndroidイメージで試してみた。AllwinnerのCPUは中華タブレットとかでも使われてるっぽいし。

今回使用したのはOrange Pi 2用のloborisさんのイメージ。バージョンが複数ありますが、v3はPlus用なのか、Orange Pi 2だと初回起動に30分かかる場合も有るとか。
なのでとりあえずopi2_lobo_Android_v2.imgを使用しました。

Androidの場合はパーティションの構成が特殊でWin32DiskImagerとかddで書き込んでからデータのパーティションが広げられないため、このimgファイルもスクリプトが読み込めるツールを使わないと無効な模様。
ということでPhoenixCardを使って書き込みます。

とりあえず今回はv.3.0.9を使用。3.0.6だとこのimgファイルのスクリプトを読み込めなかった。
loborisさんのイメージはxzで圧縮されてるのでWinRARなどで解凍する。
Diskで対象のSDカードリーダを選択。
Img Filesで先ほど解凍したimgファイルを選択する。
Write ModeはStartup!を選択する。
Burnを押すとパーティションの作成とファイル転送が始まる。

書き込み終わったらOrange Pi PCに装着し、電源を入れる。
うまく書き込めてればLANのLEDが点灯したあとにボード上の赤色LEDが点灯する。
ボード上の赤色LEDが点灯しない場合はOSのインストールが失敗してる可能性が。

少し待っているとSMART YOUR LIFEと画面に表示されて起動が始まる。
Linuxと違って起動には少し時間がかかる模様。

起動したら設定画面で解像度を変更して、画面表示範囲を変更するとPC画面でもフルで表示されるようになる。
一応4K@30Hzも対応してる模様?
ちなみにこのAndroidイメージはOrange Pi 2用なので、USBポートが2ポートしか使えません。2段のうち下のポートと、OTGポート(変換アダプタ必要)が使えます。
Kodiの公式サイトからAndroid用のapkを持ってきてKodiをインストール。
無事起動することができたー
このままでは日本語ファイルが文字化けするので設定でフォントをArial Baseにするといいかも。
あと時計もTokyo時間に設定するといいかも。

やはりCPUパワーがあるのでRaspberry PiでOSMC使ってた頃よりもサクサク動くー
動画もハードウェアアクセラレーションが効いてるようで、問題なく再生できるようになった。
しかしせっかく本体に赤外線モジュールがついてるのにOSMCみたいに赤外線リモコンが使えないのが残念…
LinuxでVPUが使えるようになってOSMCみたいにKodiを直接起動できるようになればもっと軽くなるだろうし、起動速いだろうからこれからに期待だなぁ

USBリモコンでも買ってみるかな